2024年5月12日(日)
今日は、大阪日本橋で5年ぶりに開催されるコスプレイベント、
『日本橋ストリートフェスタ2024』が行われています。
そういえばそんなのあったなぁ、と情報を知った時に思いましたが。
折角なら観に行きたいのは山々なんですが、別に公の場でコスプレしに行く訳でもないし、写真を撮りに行く訳でもないし、何なら5年ぶりって事は絶対人が多いし。
人混みがマジで嫌いな私には多分気が滅入るだけだと思うので、おとなしく家でライブ配信を観ています。
去年の夏に、世界コスプレサミットを初めて観に行く為に18きっぷで3,4時間掛けて名古屋まで行きましたけども、そん時も人だらけで暑くて。
そういえば、私はどうしてコスプレが大好きなのだろうか。
明確な時期は覚えていないが、小学生ぐらいの頃からコスプレに憧れていた。まぁコスプレと言うか、ハロウィンの仮装とかが物凄くやりたかった。
理由はよく分からないが、何故か異常に憧れていた。
だが、私にはハロウィンパーティーとかの機会は一切訪れる事は無く。
そんな中、中学1年生の終わり際に、近所のリサイクル店で魔女服が1000円で売られていた。それを見つけた私はもう欲しくて堪らなくなってしまった。その服はレジから最も離れた対角線上の所に置いてあった。勿論一人でレジに持って行くのが恥ずかし過ぎたので、1時間ぐらい躊躇ってしまった。勇気を持って購入して、部屋で着てみたのが最初だった。子供用だったので背中のチャックは上まで上がらなかったが。
それから中学高校と、そのリサイクル店に何度かお世話になった。
クリアストーン製の白うさぎの衣装は気に入り過ぎて50回以上着ていたし、
トラントリップ製のエヴァの女子制服が2700円で売られていて試しに買った事もある。その服を着たまま昼寝していたら、父親に見られてブチ切れられた事も。
まぁ、あの店は別にコスプレ店でも何でもなかったので、コスプレ衣装が置いてある事は滅多に無かったが。
それから高校生の頃に、ドンキで巫女服とかメイド服とかも買った。あの頃はまた一段と世界が広がった感じがした。
あの頃は、訳分かんない格好しながら勉強とか課題やっていると、何故か滅茶苦茶捗ったんですよね。不思議な事に。だから今でも例えば涼風青葉とかの格好で作業したら、物凄いやる気出るんですよね。形から入るようなもんですよ。
高校2年生の終わり際に、一気に転機が訪れる。そう、ネット通販と言うものを知ったからだ。Amaz◯nとかで注文すれば幾らでもコスプレ衣装が手に入る事は知っていたのだが、どう注文とか支払いすればいいか分からなかったし、家に届いた時にバレたら即親子の縁を切られかねない。そんなこんなでなかなか踏み出せなかった。
だが、高校生の頃、どうしても島風の衣装が欲しかった。誕プレにしてほしかったぐらいに。そして、高2の終わりに勇気を持ってAmaz◯nで注文した。たった5000円でフルセットが売られていたからとても安い。クレカもまだ作れない歳なので、■ーソンで代金を払って、■ーソンで荷物を受け取った。
いざ届いて着てみると、思いっきり世界が広がった。この時がウィッグを付けて完全にアニメのキャラになったのが初である。
それから大学生になる頃まで、Amaz◯nやYah◯◯!ショッピングでお世話になってもらった。高3の文化祭ではめぐみんの衣装も着た。大して関わった事のないクラスメイトが私の姿を見て、絵に描いたように目が点になっていた。
大学2年生の終わり際に、またまた転機が訪れる。まんだらけの通販やメルカリなどで中古の衣装を買うようになったからだ。中古なので値段も安く、納期も待つ事がなく、衣装の種類も無限大に広がっていた。こういう衣装もこの世に存在していたんだと驚くばかり。こうして私は一気に衣装を買い漁るようになり、現在気が付けば100着以上の衣装を持っている。ロフトベッドの下に衣装を保管している。
ただ、こうして一気に買うようになると、段々欲しい衣装が無くなってくる。中学高校の頃は凄く憧れていたのに、あまり興味を抱かなくなった衣装もある。何よりも、Amaz◯nで一発目に島風という、いきなりハードな衣装を選んでしまったのも、少しばかり良くなかったのかも。
私がコスプレに憧れていた初期の理由は正直不明だが、こうしてハマれている理由としては、おそらく別のキャラになれるからなのだろう。
人間誰しも、生まれてから寿命が来るまで自分というプレイヤーである。
映し出される景色も、自分の眼球というカメラの映像でしか見る事はない。
3人称視点で見る事も出来なければ、途中で他のプレイヤーに切り替える事も出来ない。
私はとにかく飽きっぽい性格で、一つの物事に延々と固執する事が苦手である。常に新しい経験がしたいのである。ずっと自分というままというのも少々疲れる。
別の人間に切り替える事は出来なくても、コスプレをする事で無理矢理別のキャラに替える事は可能である。そうする事で気分転換が出来るのと、違う自分になる事で新たな見え方や視野が広がるのである。そうしてまた、元の自分に戻った時に、本来の自分自身も良いなと思えるのである。
飽き性なことから、常に新たな経験を求めている私の性格が相まってか、コスプレにハマったのであろう。
小学生の頃も、同級生の9割が敵で、6年間で6000回虐められて来たから、相当自分自身が嫌いだったのだろう。
私がコスプレするようになってから気が付けば10年経っていた。だからと言って、別にイベントとかに行った事も無く、メイクもした事が無い、完全エンジョイ勢なので、特に技術を身に付けている訳ではなく、衣装に対しての知識が多いってぐらいです。
にしても10年はエグい。
To Be Continued
それから去年の頭に、着ぐるみさんのマスクを入手し、また新たな世界に突入しています。