今日は春分の日です。
ちょうど今日は仕事が休みの日でして、ふとネットの記事を見ていると、
多井畑厄除八幡宮にて、無料の謎解きイベントを開催するんだそうな。
多井畑厄除八幡宮と言いますと、日本最古の厄神さんとも言われております。
www.tainohatayakuyokehachimangu.or.jp
それで、歩きながら謎を解いて行くというイベントなんですが、
衛星画像を見る限り、この辺ってケッコー里山なんですよね。
そういやこの辺は、まだ全然歩いた事が無いな。
須磨浦公園の山道を命懸けで登り降りした事はありますが。


と言う事で行ってみました。多井畑厄除八幡宮です。

バス停の所にも、ちゃんと掲示してありましたわ。
にしても、言うても無料のイベントなんでしょぉぉ??
とか何とか考えてしまいますが、舐めて掛かる事無かれ。
こっから先に、とんでも無い大冒険が待っているとはこの時はまだ知らない。

さて、受付のブースに行ってみると、謎解きのMAPを貰いました。

ほいで、早速最初の問題。これは序章の問題ですね。
ちなみに、今回の問題は基本どれも、多井畑にまつわる謎です。
この辺の地域の事を知っているようで、まだまだ知らない事ばかりでしょう。
さて、これは日本最古の厄除の霊地ですよ。これは前に父親に教えられました。
最初聞いた時は、ほんまに日本最古なんかぁ??と疑ってしまいましたが。
神社がそんな嘘を付くはずが無いので、ちゃんと日本最古でしょう。
と言う事で、舞台は西側だそうですね。
てか、MAPをちゃんと見たら、すぐ西だなって分かったわ。

Googleマップで、大体の方向に進んで行きます。
道中、えらいほっそい道を通って行きましたが。


ちょっとした井戸みたいなのがありました。
かなり濁っていますが。
ほいで、第1問はどこじゃろうな〜と探していると、

おや??

こんな所に、ベタァと貼り付けられとるわ。
モンシロチョウは、どのグループ?
まぁ、これは謎解き好きな人ならパッと分かりますでしょう。
あるカテゴリーの言葉が隠されているんですよ。
モンシロチョウの特徴を思い浮かべたら一発ですよ。



上に上がってみると、ちょっとした広場が。
凄い、こんな場所があったのか。
ちなみに、この上の広場に上がろうとした際に、誰かが降りようとしていたので、すれ違うまで立ち止まっていたら、なっかなか降りない。
と思っていたら、その人はこの謎解きイベントのスタッフでした。
この後の道順を教えてもらいました。
そんな、教えてもらう程の事か??とお思いでしょうが、

こっから先の道はこれですよ。
なんてほっそいのかしら!!
そりゃあ、道順教えてもらえないと、何だか不安になっちゃいますもの。


こうして、このまま道が続く通りに突き進んで行きました。




にしても、これは凄い。
神戸にこんな場所があっただなんて驚きですわぁ!!
てか、ここは誰かの農業の土地なのでは??
フツーに農作業やっている方も居ましたし、勝手に入って大丈夫か??
まぁ勿論の事、許可を取って開催しているはずですがね。


そうして、かなりの里山の景色が広がっていました。
いやいや、ウチが秘境駅の旅に出ている時と同じような光景やぞ。
それで、第2問の付近に着いたのですが、問題がどこにあるのだろうと思っていると、
スタッフの方が居てはって、この小屋じゃないんですよと。
周りを見渡してみてください、と言われたのでよ〜く見ていると、

あ、あった。
小屋とは反対側に、家族が座っているその向こうに貼ってありました。
いやこれ、MAPには小屋に?マークが付いているから、小屋にあると思うじゃないですか!!と思っていると、あの小屋には問題を貼れなかったんだそうな。
大人の事情ね〜。
三角形を読んでねとの文字が。
三角を読んだら、『まるよめ』との命令文が。何か言い方が気に障るのですが。
丸を読んだら、『しかくしたから』との文字が。
そうなればもう王手なのですが、下からと言うのに少々引っ掛かりまして、
右からとかなら分かるけど、下から?? 50音順の一つ下からか??
とか何とか難しく考えてしまい、ちょっと悩んでしまいました。
人間の脳と言うのは、自分の中で勝手にこれだ!!と一個決め付けてしまうと、他の考え方が一切浮かばなくなってしまうんですよね。
四角下からですよ?? 下からですよ???
皆さんはもう大丈夫ですよね。

続いて、スタッフの誘導により、ちょっとした公園の真ん中へ。

立ってある木の所に括り付けられていましたよ。
これは割とすぐに分かりましたよ。
平仮名のあの表を思い浮かべてください。


さてさて、いよいよゴールの近くへと近付いて行きます。

にしても、本当に道中が里山里山している。


水道局の施設を越えると、急にフツーのアスファルト道が出て来ました。
あれ?? もう里山ゾーンは終わったのか??
と思う訳ですが、その先にスタッフが居て、唐突に軍手を渡される訳です。
そうして、次なる道順を教えてもらうと...

ゑっ??これ???
そう、そこは完全に山道です。
竹藪の中を突き進んで行きます。
上からもう既に行って来た家族連れが降りて来ます。
mjかよ...面白い、やってくれるじゃねぇかよ!!
無料の謎解きイベントだからって舐めていてはいけませんよとは、この事です。



順路の通りに竹藪の急勾配を登って行きます。
途中、本気の崖登りゾーンがあり、ロープを掴んで登って行く区間がありました。
SASUGANIスタッフも2,3人ぐらい配置されていましたよ。
様子を見ていましたが、小さな子供さんやら御年配の方まで、色んな人たちが登り降りしているので、途中ズルズルッて滑り落ちそうになる瞬間とかもありましたよ。
これはちょっと、舐めていた人はビックリするのでは??

こうして登り切った先には、ヤマダとマルハチ(阪神エリアの地域スーパー)。
ここまで苦労して突き進んで、わいはマルハチに来たんかい!!

ちなみに、ここから直接スーパーには行けません。
こんな所から来られたら、スーパーの買い物客もビックリして、袋からネギ落っことしちゃいますよ。

そして第4問。
これは単純に、確定で入る文字から埋めて行くだけでしょう。
ですが、問題文に直接メモする事が出来ないので、これが地味に大変でした。
てか、答えの生き物は初めて聞きましたよ。
まぁ、名前から大体の想像は付きますけども。
そして、第5問はと言うと...

あそこ!!
あの木が2本立っている所!!
いや、遠っ!!!
いや、どこまで歩かせよんねん。


とは言いつつも、こんな夏のスキー場みたいな拓けた場所があったんだな。
マルハチの裏に。

ほんまに、スーパーの買い物客ビックリするでこんなん。
それで、第5問が見えて来ると...
あっ!!!

カネタタキや!!!
ってすぐに分かりましたよ。
この図形じゃない方が文字になるやつ。もう初見さんじゃないと通用しないのでは??
てか、カネタタキってなんや??
ググったら昆虫でした。
叩いたら金が落ちてくる木かと思ったわ。どう森かよ。

そして、苦労してススキの中を行って戻って、
ゴール地点にある最終問題を見ます。
あ、それぞれの四角に文字を当てはめれば良いのね。
と思ったのですが、文字数が明らかに合いません。
と考えていると、
あっ!!合体漢字だ!!!
いや、IQサプリかよ!!懐かし!!!
未だに大好きだった地上波の番組第2位ですよ。
そうして、それぞれの文字を組み合わせて行きます。
そうして当てはめていくと、

『里山の美しい風景と自然の恵み』
そうです、まさにそうですよ。
ここまでの道中、本当に里山の景色が素晴らしかったのですから。

なるほど、里山の秘宝とやらは、こういう事だったのか。
ヤマダとマルハチではないのだな。
(そりゃそうだろ!!と言い切るのも、そこの従業員の方々にも失礼ではあるが。)
こうして、ゴールのブースに見せに行き、全問正解で鐘を鳴らしてもらいました。
そして終わりました。
...えっ??特に景品とかは無いのかって??
ありましたよ、先着100名までに竹炭が貰えましたよ。
ですが昨日もダブルヘッダーでかなり体力を使い、今朝起きた際も全身バッキバキで、
受付もまぁまぁギリギリの13時半に行ったのですから。
もう既に、朝の9時から出発した人たちで無くなっちゃいましたよ。
でもそんなんはいいんですよ。これも無料のイベントですし。
無料とは言えども、かなりしっかりとした内容で、
まさか最後にガチの山登りもあるとは思っていませんでしたが。
ほんで、こんな里山が神戸にあっただなんて思ってもいませんでしたし。
まぁ、こう言う問題とか作るのもケッコー大変なんですよ??
何だよ!!よくあるタイプの問題じゃん!!と、今夜はナゾトレとか、クイズ●ックのヘビー視聴者は思うのかもしれませんが、実際に自分で作ってみてくださいよ。
最後のキーワードが当てはまるように問題考えるの、ケッコー手間隙掛かりますよ??
それぞれの問題文の図とかもしっかりしていましたし、これはとても素晴らしいです。
これは本当に良いPERFECT DAYSになりました。
費用対効果で言えば、これはケッコー今年一、二を争うイベントになったのでは??
To Be Continued




その後は、そのまま土池公園の方にも行きました。
祝日だと言うのに、人っこ一人と居ない。
こう言う山の公園には皆んな行かないんだろうな。
人混みが嫌いなので、私はこっちの方が落ち着きます。