今月は有り難い事に、既に3回も着ぐるみの仕事に携われました。
上旬に行ったやつは、2月に滑り込みで入った着ぐるみの仕事場からオファーを貰い、
中旬に行ったやつのバイト代を利用して、滋賀県の旅に出たり、
下旬に行ったやつは、5月にも6月にも同じ仕事があるってなったし、
それぞれがそれぞれなりに運命を感じていました。
これで今月は終わりか〜。
暫くタ●ミーZEROになるけどどーしよっかな〜。
とばかり考えていました。
ですが、流石は『令和7年度リボーン』
初っ端4月はこれだけでは終わらないんです。
また更に2日間も、着ぐるみの仕事をツモりました!!
今月5つも着ぐるみバイトに行けたですってぇ?!
過去最高記録更新ですよ。こんなの奇跡的にも程がある。
ただぁ!!
その求人を出しているバイトのアプリが、いつものタ●ミーじゃないんです。
それも、L●NEスキマニとかメ●カリハロとかスポットバ●トルとか、
そうゆう有名な企業が出しているやつじゃないんですよ。
マジで聞いた事も無いようなバイトのアプリだったんです。
『着ぐるみ 求人』で検索して、たまたま見つけた着ぐるみの仕事でしたが、
何故か、「このバイトのアプリを入れてそこから応募してください」と言う回りっくどい感じで求人が出ていたんですよ。
それで、レビューがまぁまぁ低いそのバイトのアプリを入れて登録をして、確認書類を送って、こうして晴れて応募する事が出来ました。
正直、タ●ミーがあるってのに、何をこんな発展途上なアプリを使う人が居るのだろうか??と、とても疑問に感じていたのですが。
まぁ、タ●ミーが出禁になってしまった人や、コアな場所でタ●ミーでは近所に求人が全然出ないって人用なのかなと思いましたが。
それで勿論の事、求人に何の着ぐるみとも、何のイベントとも書いていないのです。
いつもはメッセージで、「事前にイメトレをしたいので教えてください」と聞いているのですが、今回のはメッセージを送ろうにも、何故かアプリの運営会社が送り先になっているのです。なので聞く事が出来ませんでした。
一応、就業場所は書いてあるので、そこから何の施設なのかを特定し、インスタを見つけて何のイベントをやるのかを特定しようとします。
ですが、どっこにも着ぐるみの情報が書いてありません。ましてや、そこの施設に公式キャラなんぞはありません。
なので、どっかの着ぐるみ会社から既製品をレンタルして出すのかなぁ??と考えていました。
こうしてドッキドキの中、当日を迎えました。
そして、現場に辿り着くと、目に飛び込んで来たのは、そこの現場が位置する市町村のブースです!!
あ!!そうか、これか!!!
私は即座に、そこの市町村のキャラクターをググり、ソッコーで導き出しました。
こうしていざ着ぐるみを見てみると、やはりビンゴ。
なるほどぉぉ!!市町村のPRブースは盲点だったなぁぁぁ!!!
もう少し踏み込んで考えたら分かってた事なのですが。
市町村のPRブースでご当地キャラの着ぐるみが出るのはお決まりのパターンなので。
ただ、着ぐるみ自体がエアー式だったので、ゴリッゴリの被り物タイプが良かったなぁとか思ったり思わなかったりしましたが。
さて、今回の出番は1日につき30分を6ステージ。
それが二日間あり、着ぐるみ担当は私ともう一人の2人で交互に回す感じです。
ちなみに、もう一人は私と同い年ぐらいの女性でした。
着ぐるみのアテンドの経験はあるそうですが、入るのはやはり初めてだそうです。
まぁ、着ぐるみの求人なんて割と見掛けないですもんね〜。
企業や自治体のキャラだって、基本そこの社員や職員で済ます所が多いですもの。
でも、着ぐるみって割と重労働なので、慣れていない人には過酷です。
着ぐるみ専門の人ってテイで募集を掛けた方がクオリティーが上がるのは確かです。
てか、もう一人の女性の方が「〜やけん。」って方言すぎてツラすぎる。
まぁ、こっちで言う「めっちゃ〜」とか「〜してはる」とかみたいに、ごく自然な言葉なのだろうな〜。
そんで、単発バイトあるあるで、基本何をやるのか直前まで聞かされていないので、
毎度毎度、その場その場で何のイベントなのかを知る事となるのですが、
1日目に関しては、着ぐるみ要員が来る事自体も伝わってなかったそうです。
完全に、そこの事業所の人たちで回すつもりだったそうです。
これだから単発バイトはもう...。
でも、着ぐるみ要員が居てめっちゃ助かるって喜んではったのでまぁ良いですが。

さて、着替え場所で着ぐるみに入って、そこから会場まで移動します。
エアー式の着ぐるみは、動ける歩幅があまりにも小さいので、移動するだけでもかなりの手間隙が掛かります。
そんで、余裕を持って「そろそろ戻りましょうか」って早めに言ってくれるのですが、私は調子に乗って、戻る間に来る人来る人に愛嬌を振り撒きます。
着ぐるみは戻り始めてからも道のりは長いですからね。ここからが2nd STAGEですよ。
なので、一回の出番30分を大幅に押しちゃったりして、出番1回分飛ばしちゃいました。これはまたスミマセン。喜んでくれていたから良かったものの。
ただ、1日目のラストはビックリしましたよ。
今回のイベントの開催場所の隣にある事業所。
そこの事業所の駐車場を貸して欲しいと交渉された事がきっかけで、そこの事業所も共同開催する事になったそうな。お互い全然関係無い事業所なのにね。
そんで、そこの事業所の社長さんが最後に着ぐるみに入りたいとの事。
まぁ、元々はお隣の事業所の人らで入るつもりだったですし。
ですが、何が心配かって、その社長さんはまぁまぁのお婆さんでして...。
とても元気な方だったのですが、まぁ周りから見たら心配しますわな。
厳重に見守りながらアテンドして歩かせます。
そんで、着ぐるみって中に誰が入っているか分からないじゃないですか。
(着ぐるみに中身なんて居ないんですがね〜〜〜)
まさか隣の事業所の社長さんが入っているとも知らないので、子供さんがポコポコ殴ったり、大人がウザ絡みしたりする訳ですよ。
これもそれはそれでリスクがあると言いますか。そう言った面で、中からも外からも心配でした。まぁ、特に何も起きず問題無く終わりましたがね。
2日目
昨日と同じように、また一日中着ぐるみを着て行きますが、その前に隣の事業所の方達と話をしていました。
私が着ぐるみの仕事が大好きだって事やら、着ぐるみの仕事を探している事など。
着ぐるみで整うとかじゃないんですけど、真夏の野外の方が士気が高まります。とか何とか話していたら大ウケしましたわ。
そんで、ハロワの人に作れ!!と言われて作った名刺擬きを渡してみたら、もう大盛り上がり。「周りの人たちに宣伝しておきます!!」って言われましたわ。
いや、貴方ら着ぐるみと繋がりあるんですか??と言う疑問は抱かないお約束ね。
こうして、2日目の初っ端、いつものように登場すると、先程の隣の事業所の方々がもう大はしゃぎ。

物凄く煽てられちゃって、調子に乗って飛んだり回ったりしちゃいましたわ。
走れる??って無茶振り言われたので、滅茶苦茶に走って、屈んで疲れている演技もしたら、「疲れている!!演技も出来るの?!すご〜〜〜い!!!」って大盛り上がりよ。
もう今までで一番盛り上がっていたのでは??
ただ、私があまりに動いてしまったので、交代で入る初心者の女性の方にハードルを上げてしまった事に申し訳無さを感じましたが。
ちなみに、先程は着ぐるみとは無関係の隣の事業所に名刺を渡しましたが、今回ブースを出している、そこの市町村の観光協会の方々にも名刺を渡そう!!と思ったら、
なんと、名刺を渡す前に「他にも来て貰えませんか??」と先手必勝が!!
嘘でしょ??まさかこんな見た事も聞いた事も無いようなバイトのアプリで申し込んでから、こうやって市町村の観光協会の目に留まって、次の仕事に繋がるだなんて。
運命と運命が繋がり過ぎている。
そんで、観光協会の局長さんにもお話をしまして、6月に2回出演予定しているイベントがあるそうなので、そこに来てくれるか??と話に飛躍しました。
ヤバい、話が一足飛びに飛躍しまくっている。こんな事あるかいな。
こないだ行った着ぐるみの仕事も、次も予定してありますって言われたし、
立て続けにこんな話になるだなんて。
今年の大吉は一体いつのどれになるのだと思っていたけども、これの事なのか??
こうして、2日間に及ぶ着ぐるみの仕事は大団円に終わりました。
本当に運命と運命が繋がりまくっている。
兎に角、一番の勝因は、隣の事業所が駐車場を貸してあげた事ですね。
「この駐車場の土地が、今の私を作ってくれました!!」
と、隣の事業所の社長さんに自信満々に話したらウケました。
てか、今回入った着ぐるみ、ホンマに盛り上がっていたな。
明らかに、ゆるキャラ興味無いだろ!!って感じの思春期の男子中学生の集団とかにも、遠くの方からめっちゃ叫んで手を振っていましたもの。
中にはクッソしょーもねぇ下ネタ叫ぶおもんないクソ●キも居ましたが。つまんねー人間になんぞオメェ。
それはええとして、ともかく非常に市民の認知度が高かったです。
休憩中とかに周りを出歩いたり、お店に入っても、ポスターとか至る所に居ましたもの。
別に可愛い可愛くないとか、そんなルッキズムなものは勿論ありませんが、老若男女問わず、これだけ多くの方々に愛されていると言うのはとても良いと思います。
全然部外者の身ではありますが(そもそも現場に着くまで知らなかった勢)、こうやって貢献をする事が出来て良かったです。

出店していた観光協会のブース、100円でラムネを売っていたので最後に買いました。
別に変に媚びる意味じゃなくて、フツーに買いたかったので。
このラムネ瓶が私の令和7年度リボーンの新しい鍵となるのか...。

また、帰ろうとしたら隣の事業所にキャッチされて、サンドイッチのブースで何か買わされる羽目になりました。(いや、別に嫌だとは思っていないがね。)
メニュー表を見ると、300・400円台でサンドイッチが売られていましたが、
フレンチトーストが大好きなのでって言い訳にして、一番安いやつを選びました。
260円です。お安いですね。
あ、別に嘘じゃないですよ。事実がたまたま都合良かっただけで。

着ぐるみの仕事、絶対どこかで欲している所はあるはずだと思っていましたが、
本当に見つかるだなんてねぇ。
全然聞いた事も無いようなバイトアプリをDLして、
何処の何なのか分からない施設での、全貌が分からないイベントの仕事に応募して、
そこの隣の事業所の方々に後押しをして貰い、
たまたま出店していた市町村のブースの観光協会の人たちに目を付けて貰う。
こんな運命と運命が繋がって行く事ありますかね??
そこの市町村の観光協会の人たちにも、今回ブース出して良かったって言って貰えましたし。人生、何が起こるか分からないものだ。
何よりも、4月の頭に気が狂った様に正社員なり短期雇用なりに応募してたけども、
もし受かっちゃってたら、こんなに着ぐるみの仕事に行けてませんでしたからね。
神様が暴走していた私を引き止めていたのでしょう。
この事を父親に言ったら、「相手は低賃金でコキ使い回そうとしているだけだから。他人の人生なんて知ったこっちゃ無いからね?」と相変わらず冷めた事を言われました。
まぁ、一発屋の人が突如ブレイクしてTV出まくって、それで調子乗ってたらすぐに干されるなんて事はZARAにあります。
これは一過性のアレに過ぎず、たまたま仕事が集まっていただけですから、これで調子乗って、好きな仕事一本で食って行ける!!とか幻想に走ってはいけません。
もし私が一発屋になったら、冷静になって一個一個の仕事が奇跡だと思い、毎回が一度きりのチャンスだと思って本気で取り組もうと思っていましたが、
いざ、その当事者になると、人間と言うのは愚かな生き物で、すーぐ調子に乗って浮かれてしまいます。ドーパミンがドパドパ出ていますもの。脳内麻薬がね。
気が付いた時に我に返って冷静になり、本当に次に繋げられるように努力しましょう。
にしても、着ぐるみの仕事に行けたら、名刺作って渡しなさい!!ってハロワの人に強く勧められていたけども、本当に意味があったんだな。
半信半疑でテキトーに作って渡してみたけども、こうやって人生の可能性って切り拓いて行くものなんだな。
正社員としての道から外れている以上、自分の力で生き抜いて行く努力をして行かなければ、この世界で生き残る事は出来ませんからね。
とりあえず、5月6月の予定を空けとかないと。
To Be Continued