まさかまっさかマジック
今朝(昼前だったけど)、いつものように起きて、寝ている間に来ていたタ●ミーの通知を処理する。
しょーもねぇホールスタッフの求人ばっかり。
と思って毎朝恒例のヤマ●キ春のミュート祭りを開催していたら、
『【急募】武士のエキストラ募集』
何コレ。
でもとっくに枠は埋まっていた。
今日これから行かないといけなかったのか。
起きてたら申し込んでたかな〜〜〜??
いや、申し込んでただろうな〜〜〜〜〜。
な〜んで日中ずっと張っているのに、そん時はしょーもねぇホールスタッフしか求人出ねぇくせに、寝ている間にこういう求人出るんだよ。
と悶々としながらトイレ行って風呂入って、
ワンチャンドタキャン入って申し込めないかな〜〜〜〜〜。
とか考えながらタイ●ー開いたら、
あれ?枠空いている?????
そう気付いた瞬間、私の右手は光の速さでボタンを押しまくり、
気付いた時には申し込んでいた。
それから2時間後、私は家を出て、集合場所へと向かい、
起きてから実に5時間後、私は武士になっていました。
今日この日、2024年4月26日に、まさか私が武士になるだなんて、誰が予想出来たのでしょうか。
本当は、今日別の記事を書いたり、ヘッダー画像を作ろうとしていたのですが。
会場に到着するやいなや、早速控室に行き、武士の着物を着て、甲冑を付けて、兜も被り、刀も差して・・・と着替えがかなり大変でした。
画像引用:いらすとや
これまでに、コスプレで刀剣●舞のキャラとか、巫女服とか、そういう衣装を着た事はあったのですが、やっぱりモノホンは難しいですね。
みんな、あっついあっつい言ってましたけど、私は定期的に秘密の特訓を積んでいたので平気でした。(昨晩もやってました。)
それは置いといて、
宮崎駿監督似のお爺さんにご指導して貰いながら、出番の刻を待ちました。
結局何の仕事かと言うと、外国人たちのとある企業パーティーの余興として、武士たちによる和太鼓や殺陣のショーがあり、それが終わった後、武士のエキストラ達で刀のアーチを作り、その間をお客さんが通り抜けるという演出らしいです。
説明が難しいので、うごメモ的な絵を描きました。
言ってしまえば、小学校の入学式とかの入場時の花のアーチみたいなノリです。
出番自体は10分程でした。
その10分の為に、着替えと場当たりで2時間以上掛けました。
でも私はそれでいいんです。
仕事の大きい小さいは関係無いのですから。
その10分に全力を捧げるんですよ。
よくこういうエキストラって居ますよね。
テレビ番組の演出や、イベントとかでチラッと着ぐるみが居たりとか。
あと、クリスマスのトナカイ役とかありますよね。
私は幼い頃からクリスマスのトナカイポジション的なのが凄く好きなんですよ。
何と言うか、見方によっては哀愁漂うと言うか。
この子は本当にこの役を望んで買って出たのか?と思う感じのです。
でも、その役もとても大事なのです。
例え脇役であっても、その人が居るのと居ないのとでは、やはり華やかさや豪華さやクオリティが変わるのです。誰かはその役をやってくれないと成り立たないのです。
私は別に主役とか望んだりはしません。
そういった、少しの仕事量でいいトナカイポジションが良いのです。
先月までやっていた前の仕事もそんな感じのでしたね。
拘束時間は3時間弱でした。
でも、全く苦痛だったり退屈だったりしませんでした。
こういう仕事は、時間的苦痛を感じないんです。
出番まであとどれぐらいだな、という意識に頭が行って、終わるまであと何時間だとかいう考えにはならないのです。そういうのもあって、こういう仕事は好きですね。
今日のこの仕事だって、私がやりたくてわざわざ行った訳ですから。
金稼ぎの為ではなく、自己満足の為に行ったのです。
バイト代はついでに付いて来たようなもんです。
まぁ勿論、遊びでやっている訳ではないのでちゃんと意識を持ってやりますよ。
給料を貰っている立場の人間なので、そこはちゃんとしておかないと。
ともかく、これから働かなきゃいけないのか〜⤵︎とかいう感情には一切ならなかったので、とても充実しました。こういう感情になれる仕事に就けれたら、なんて人生は楽しくなるのでしょう。果たしてそんな仕事は見つかるのだろうか。
去年のGWも、●イミーでとある保険屋さんで着ぐるみバイトしました。
今年のGWはそういうの無しか〜。と諦めていましたけど、今年のGW(前だけど)も貴重な経験が出来て本当に良かった。
甲冑着るなんて、本来お金を払って体験するようなものですから。
To Be Continued
そういや出番10分だけと言いましたが、10分間刀を天に掲げるのって意外とキツかったですね。最近、初音ミクのFit Boxingやって腕の筋力鍛えていたのですが。
まぁ、仕事はここだけなんだから、それぐらいはやって貰わないとね。