全ての始まりは、この記事が出た事みたい。
私は自分で言うのも何ですが、基本的に男尊女卑とか女尊男卑とかせずに、人間誰でも平等院鳳凰堂に接する人間のつもりです。
着ぐるみに入っている時も、例えJKとか若い女性たちが抱き付いても、中年のオジサンが抱き付いても、同じように平等に接します。
ただ一つ、昔から治らないクソみたいな性格がありまして、
男性ボーカルの曲を異様に避けるんです。
中学生の頃だったかな?昼ご飯を食べる間に、お昼の放送が流れていたんです。
毎日、放送部がTSU●AYAかどっかで借りて来たCDを流すんです。
昼ご飯中は、喋らずに黙ってお昼の放送を聴かなければならなかった学校です。
喋ると先生にブチ切れられます。
どないな教育やねん。まぁ私は隠キャだったので逆に有り難かったのですが。
ほんで毎日日替わりでアーティストは替わるのですが、
男性ボーカルの曲が流れた日はうなだれていましたね。
何たるクソ人間。
どうしてこんなクソみたいな性格になったのか。
幼い頃からアニソンばっかり聴いていたのですが、殆どが女性ボーカルの曲だったからかなぁ。
ジャ●ーズの曲が流れた日は・・・お察しの通りで。
まぁ典型的な嫉妬しているだけの男なんだろうけども。
その割に、嵐の曲は凄い好きだったんですよ。何この天ノ弱。
そんな音楽にだけ女尊男卑する人間だったのですが、2018年に思わぬ転機が。
この年に、DA PUMPのU.S.A.が物凄く流行りました。
ですが、前述した通りの私には、
「え?何??三代目の曲???」
とスルーしていました。
それはおそらく、『R.Y.U.S.E.I.』ですね。てか、中学生の時の曲だぞおい。
ですが、私の見ているバラエティー番組で流れる事があり、そこで初めて聴きました。
するとどうでしょう。何だかこの曲が気になって来ました。
そうして、ようつべでようやくMVを観てみました。
もう既に一億回再生越えていたのでは??
すると、アラ不思議、『カーモンベイビー、ア!メ!リ!カ!』というクソダサな歌詞に笑っちゃいました。とんだ無礼者ですね。
ですがこのクソダサ歌詞が頭から離れられません。
そして即座にドハマりしました。
丁度、大学受験の時だったので、塾の模試の間の休み時間にヘビーローテションしていました。
こんな事あり得ません。あんだけ男性ボーカルの曲に耳を塞いでいた男なのに。
斯くして、DA PUMPさんは、男性ボーカル曲嫌い(って程ではないが)の私を変えてくれた唯一無二の存在なのです。
あれから5年半経った今でも未だに好きです。
そんなDA PUMPさんが2024年7月27日(土)に超超超ドドド近所にやって来るだと?!?!
それは行かないと失礼極まりない。
と言う事で私は、神戸駅の前のumieの隣のスペースシアターって所に行きました。
以前、Twitterでこのビル最強過ぎるやろみたいなツイートがあった場所です。
スクショ貼りたかったのですが消えてて貼れませんでした。
まぁ、この手の無料ライブって兎に角オーディエンスの量が半端ネェと言うか、
周りの所も隙間無く人がビッシリ埋め尽くされるんですよ。
人間と言うのは哀しい事に、無料だと言われるとついつい釣られてしまうんですよ。
それは完全に承知の助けで。だってこないだ神戸に小島よしお氏が来た際も、ビッシリ埋め尽くされていて諦めましたもん。
とりあえず最上階に向かいましたが、1階から5階まで案の定ビッシリ埋め尽くされていました。
子供が見えへん!!って喚いてたら、親のおばはんがしゃーないやろ!!ってブチ切れていました。他にも駆け込みで右往左往に走り出す人も居れば、めっちゃ背伸びして必死に見ようとしている人も居ます。
中には、すぐ横のエレベーターにずっと乗りっ放しで、背面ガラスから見ている強者まで居ました。この3人組ずっと降りひんやんと思ったら。
人間、こうも無料となると、ここまで貪欲に必死に貪ろうとするのです。
ハッキリ言ってその光景は惨めです。私はそういう群衆に混ざりたくないので、最上階のすみっこで聴いていました。
別に見えなくたって、生の歌声と同じ空間に居るだけで充分だもん!!
とまぁそんな中、14時になり、早速『U.S.A.』が流れ始めました。
いきなり切り札使うのかよ!!と思っちゃいましたが。
初めて聴いてから5年半経っても好きなんですよね。
本当に有難う、DA PUMPさんや、この原曲を作ったジョー・イエローさん。
最初、父親にこれカバーだよって言われた時、ほんと衝撃だったわ。
そして、曲の間に色々と喋っているのですが、最上階では音が反響して全然聞き取れませんでした。
みんなが必死にDA PUMPを覗き込んでいる中、私は横の窓から見えていた神戸駅に停まっていた新快速のAシートに気を取られていました。
DA PUMP<新快速
お前本当にDA PUMPさんを観に来たのか??
そして、2曲目はユニバース・フェスティバルでしたね。
この曲も凄い気に入っているので嬉しかったです。
そして、3曲目に新曲が流れました。
このライブ、いつまであるんだろうと思っていると終わりました。
30分間でした。
てか、ミニライブって書いてありましたしね。
このままCDを買った人に対してのハイタッチ会があるそうですが、どういう感じでやるんだろうと観察していました。
と思っていたらゾロゾロと人が帰って行きました。
そして誰もいなくなる。
CDシングルはお値段1400円也。
勿論、ビルゲ●ツからしたらそんな、はした金すぐに払えますよ。
幾らNEET状態の私だってこれぐらい払えますけども、ずっと買おうか迷っていたんですよね。もう迷っている時点でファンじゃないでしょアンタ。
いや、ハイタッチ券一枚で、「誰か一人だけランダムです。」とかだったら哀しいなぁと思ってたんです。別に、誰が良くて誰が嫌とか一切ありませんが。
全然、その辺のシステムが分からなかったので踏み出せなかったんです。
と観察を続けていると、
なるほど、あの白い小屋の中にDA PUMPさんが居るのだな。
舞台上で見えるのかな?と思っていたのですが、CDを買っていない無礼者(購入の意思決定は人の自由だ)に易々と拝められないようにしているのだな。そりゃそうだな。
とまぁ一応一枚で全員に一通りハイタッチ出来そうだという確認が取れたのと、割と列がスイスイ進んでいた事も相まって、私は一階に向かって駆け込みでCDを買いました。
別に見えなくたって、生の歌声と同じ空間に居るだけで充分だもん!!
とかほざいて居ましたけども、やっぱり折角目の前に来ているのに、まともに逢えずに終わるのは哀し過ぎるので買いました。
まぁあと、シンプルにこれで一円も払わないのは何かヤダなと思ったので。
単純にお金を払いたくなりました。凄い事ですよこれは。
こうしてDA PUMPのメンバー全員にお逢い出来ました。
本当に感謝感謝です。
ただ、光の速さで流れるようにハイタッチ会終わったな。
背後に待ち構えている係員がスイスイ背中を押して来るから5秒も無かったぞ。
ま、例え5秒だろうと1時間だろうと、2ショット写真撮っている訳じゃないんですからどーせ記憶は薄れてしまうので、秒数とかは別にいいんです。
何よりも、直接逢った事がありますよ!!ってこれから先の人生に置いて堂々と言えるようになる事が重要なのです。
あんま他人に対して自慢するのもどうかと思いますが。
あと、メンバー全員ちと疲れていましたね。
確かに、私の時点で既に25分経っていましたから。
何十分もずっと腕を上げとくのって、割とキツいですからね。
という事で、DA PUMPの皆さん、神戸に来てくれて本当にありがとうございます。
これからも、男性ボーカルの曲も聴くようにします。(何その約束)
To Be Continued
おまけ
ライブが始まる前に隣のumieの映画館に行って、逃走中のパンフを買いました。
ほんと、番組誕生してから20年経って、まさか映画化するだなんてね。
パンフは買いましたが、映画は配信が出てから観ます。
主演が同年代の俳優ばっかりで、ちょっとジェラシー感じるので温めておきます。
(やっぱり男の曲聴かないのも、ただ単に嫉妬深いだけなのでは??)
ほいで、umieにウルトラマンも居ましたね。
ようやく人生初のウルトラマンですよ。
この全身スーツ、やっぱりしっかりしてそうですよね。
戦隊モノや仮面ライダーよりも、スーツの生地が肉厚そうというか。
一応屋内ではありますが、めっさむさ苦しい暑さだったので大変だと思います。
ですが私はこの仕事がしたいな。
(何この終わり方。)