久しぶりに本気でワクワクするバラエティ番組に出逢えた話📺

遂にこの時がやって来た。

『大脱出シーズン2』がDMM TVに配信開始される時が。

画像引用:DMM TV

出逢いは遡ること2022年の秋か年末頃だったか、黒川明人が地面に埋められているキービジュアル画像を見て、私は即座にこれはマジで観るべきだと確信しました。

普段、ドラマや映画は幼い頃から観なかったのですが、ここ数年アニメすらも観ず、YouTubeのゲーム実況しか観ておらず、サブスクには関心が無かったのです。アマプラもPrimeミュージックが改悪されたり、月額料金が値上げされたので解約しています。

そんな私でもサブスクに加入させたのですから、この番組は本当に凄い。

 

そして、12年ぶりぐらいに本気でワクワク出来るバラエティ番組に出逢えました。

藤井健太郎Pは私の憧れの番組Pです。

分かりやすいのでは、『水曜日のダウンタウン』のプロデューサーでもあります。

私が小学校低学年の頃、『クイズ☆タレント名鑑』という番組が日曜20時TBS系列で放送されていました。(イッテQ!の裏番組)その番組もこの方が担当していました。

画像引用:『クイズ☆タレント名鑑』TBS系列

あの頃は勿論、芸能人に詳しくないので、出て来るタレントの名前もほとんど分かりませんでした。何でこの人の名前を出しているだけで笑っているのだろう?とか、田代ま●しって名前で何でみんな大爆笑しているのだろうとか、(各々で調べてください。)理解し切れていませんでしたが、幼いながらも何かこの番組が好きでした。

お風呂に入るので、この番組を録画しておいてほしいと父親に頼んだら、「こんなババアしか観ねぇもん録画したくねぇよ!!」とブチ切れられたのを覚えています。

私の父親は真性のテレビ嫌いで、バラエティ番組が特に嫌いで、何でもかんでもCGだの台本だのヤラセだのと冷めた事を言ってきます。(その影響で私も段々バラエティに対して冷めてきましたが。勿論好きですけどね。)

 

まぁとにかく、藤井健太郎Pが手掛ける番組ともあり、期待しておりましたが、それを遥かに越える番組でした。

黒川明人も本当に土に埋められていたのです。あのキービジュは合成かと思ってたらリアルだったのです。それもそうですが、他の部屋もなかなかえげつないものでして。

何と言うか、やっている事が想像を絶する事で、一般的な地上波の過酷ロケとかの領域を越えているのですよ。何なら今の時代は、ほんとに生温くなっているのでより一層感じます。

そして、予想だにしない展開やギミックがてんこ盛りなんです。

なので展開予想が簡単じゃないのです。

去年の2月にシーズン1が配信開始され始めた頃は、一気に全話出る訳ではないので、次回が配信されるまでの一週間の間、様々な考察をしたり予想をするのです。これがまた、物凄くワクワクするというか、こんなにも早く続きが観たいと思えるバラエティ番組は12年ぶりです。

だって、シーズン1の時だって、土に埋められている黒川明人はどうやって脱出するのか、どうやっても予想が付かなかったので毎日毎日考えていましたよ。

そしてまた、全員が部屋から出られて良かったねで終わらないのが凄いのです。

それによって、まだ終わらないんだという恐怖心と共に、まだ続くという喜びも湧きました。

 

12年ぶり(今からだと13年前)にバラエティでワクワクしたと言いましたが、その番組は、『密室謎解きバラエティー脱出ゲームDERO!』です。これは未だに好きだった地上波番組暫定1位ですね。

画像引用:『密室謎解きバラエティー脱出ゲームDERO!』日本テレビ系列

小学生の頃でしたね。あの頃は純粋無垢な子供でしたから、滅茶苦茶ドキドキワクワクしていましたよ。

あんな高い所から落ちて、何で無事なんだろう??

スポンジとか沢山敷いているのかな??とか考えてました。

そういや、「次回の2時間SPで新ステージ(石像の間)が登場!!」てなって、2週間分も休みみたいな時期がありまして、当時の私はワクワクし過ぎて21日前からカウントダウンしていましたよ。

相変わらず父親は、こんなん全部CGだから。と冷めた事言ってきましたが。でも、正直大人になった今観ると多分そんなにワクワクしないでしょう。思い返せば、棒の間とか遺跡の間とかで、高い所から落ちる時、真上からの視点で人が最後まで落ち切る映像は無かったのです。途中までで必ず視点が切り替わるのです。

つまりは、下を真っ暗にして見えなくしているだけで、そんなに高くは無いのかなとか。遺跡の間も、1mぐらいの高さしかないのかな。とか色々と要らない考察をしてしまい、純粋に観れません。

あの頃のような純粋無垢じゃなくなっている上、コンプラ規制強化で生温くなっている時代。そりゃあバラエティもワクワクしなくなりますよ。

ちなみに、この番組は僅か1年で終わりました。

それもそのはず、東日本大震災の発生によってです。

この番組の演出で、水責めに遭ったり、天井が迫って来たりと、完全に不謹慎過ぎる演出だらけでしたので、打ち切りになってしまいました。

そんな事は言われなくても、小学生の私でも察しました。

なので何も不満に思っていませんでした。打ち切りは哀しかったですが。

ですが、それにより、『宝探しアドベンチャー謎解きバトルTORE!』という2代目の番組が同年7月に始まりました。つまり、DERO!のDNAを引き継いだもう一つの番組が誕生出来たのです。この番組も現在は終わりましたが、3DSのゲームとしてアーカイブ資料は残せています。(DERO!が続いていたら、こっちがゲーム化していたのか??)

ミイラの間とかいう私の性癖ブッ刺さるステージも誕生しましたし。

まぁ、DERO!の爆弾の間だけはハマってませんでしたね。

炭酸ガスがプシューってなるだけなので。

そりゃね、ほんとに爆発する訳無いのですが、どうも何か今一つ。

 

めちゃイケ、はねトびなどのバラエティが無くなった今、3年前に『新しいカギ』というバラエティ番組がフジテレビ系列で始まりました。私は、めちゃイケ、はねトびみたいな番組が帰って来た!!このつまらなくなった令和時代の新しい鍵になるぞ!!と確信して毎週観ていましたが、いつの間にか学校へ行こう!みたいになってました。

もう青春時代が終わったばかりの私にとって、高校生がワーキャー騒いでいる所を観るのがしんどいんですよ。完全にジェラってますね。

誰が好き好んで、知らねぇ学校の知らねぇ先生の漫才観たいんだよ。とか思う訳ですよ。まぁ、その学校の生徒には間違いなく面白いでしょうね。その気持ちは分かります。

10年前の私だったら、学校かくれんぼとか、クイズ何問目?とか、企画の内容自体は面白いので毎週観ていたと思います。

ですが、力見力とか、バカイジとか、何かつり革に掴まって耐え続けるやつとか、太●の達人みたいなやつとか、ああいうのに戻って欲しいんですよね。

 

『リンカーン』の後釜番組の『ジョンソン』とかも始まりましたよね。

めっちゃ好きな芸人が居るのですが、めっちゃ嫌いな芸人も居るので、結局あまり観ていないですね。

 

話を最初に戻して、年末に情報を知ってから4ヶ月間、待ちに待ってようやくこの日を迎えて、即座にDMM TVに入り直して、『大脱出シーズン2』を観たのですが、これまた予想だに出来ない展開の目白押しで、もう終始、藤井健太郎Pへの感嘆の想いでいっぱいでした。

まさか初日で3話分も公開されているとは思いませんでしたが。

シーズン1も、結局1ヶ月以内に全話配信されたので、初回無料で見れちゃいました。なんて親切なのでしょう。最終回がギリギリ2ヶ月目に突入したって良かったのに。

これもまた、藤井健太郎Pの優しさなのでしょう。

 

とりあえず、私は決してDMM TVの回し者とかではありません。

ですが、本気で550円とかどうでもよくなるぐらい神番組です。

それだけは伝えたいです。

To Be Continued

てか、黒川明人は、この撮影始まる直前まで砂浜に埋められている間、どういう感情で居るのでしょうか。

まぁ、そんな余計な考察はしなくてもいいのでしょうね。

そこはファンタジーの世界ですから。

目が覚めたら埋められていた、って事でいいのです。