『北陸遠征3泊4日食事なし』
前日は新潟県のフリーパスを使って、エリア外に飛び出して土合リベンジをしたり、
ほくほく線の3つの駅に降り立ったりして、一気に新潟駅まで突き進みました。
こうして、3日目を迎えます。
DAY3 -えちごツーデーパス 後編-
さて、この金土の二日間で、『えちごツーデーパス』の旅に出ております。
たったの2800円のパスですが、もう既に昨日で7500円程乗っていて、思いっ切り元を取っています。
とは言いつつも、ハッキリ言って新潟県に上陸するチャンスなんて早々にありません。
折角2日間も使えるのだから、丸二日間、新潟県を舐り倒さなくてどうする!!
と思い、私は更に新潟県の北側を攻め込む事に決めました。
この日の目的地は2駅だけです。それぐらい移動時間が長いのです。
新潟県って斜めにでっかいですからね。
てか、今調べたらデカ過ぎるやろ。


さて、時刻は朝7時40分。新津の快活を出発します。
初めて快活で4時間も寝られたので、まぁまぁ回復しております。
土曜日の朝、特に通勤客とかは居ないので静かなスタートです。
にしても本当に田んぼが広がっている。流石は新潟県。
って昨日も言ったな。


この枠は何でしょうか??
枠に背景を収めて一つの画にしろって事か?? 富山駅前のオブジェみたいに。
いや、単純に看板が外れただけか。



こうして20分程歩いて行き、古津駅に着きました。
新津駅の一つ前の駅です。こっちの方が10分程近いのです。



ここから1時間45分程掛けて村上駅を目指します。
私が狙った便は、朝の時間帯で唯一の、新潟駅まで遠回りしてから村上駅に向かう便です。本来は新津駅から真っ直ぐ北上して新発田を通って行きます。
単純に時間が暇になるので、敢えて遠回りの便を選びました。
快活ナイト8hパックと時間が丁度良かったですし。

村上駅で便を乗り換えて、酒田行きの便でまた更に北上して行きました。
道中は日本海側のキワッキワを通るので、それなりに観光客が居ましたね。
ちなみに、村上駅を出た際に、車内で全員分の切符をチェックしていましたね。
途中から乗った人の分はどうするのでしょうかね。いちいち記憶しておくのかね。
こうして一つ目の目的地に辿り着きました。


今川駅です。新潟県北側の日本海側の駅の中から私が選んだ駅です。
ここから4駅先はもう山形県です。もう東北ですよ。


ちなみに、私以外にも何人か乗客は降りて行きました。
意外と需要があるのだなここ。


それで、私がここを選んだ理由は、この三角お屋根の駅舎があるからです!!



何か滅茶苦茶お可愛くないですかぁ??
雪が積もるから、こんな正三角形な駅舎をしているのでしょう。
ちなみに、サイドの扉から中に入れますが、何故か地面がビチョビチョです。

駅前は勿論すぐ日本海です。
民家も何軒か並んでいます。

今川駅の出入り口の看板の感じとか、細い道から駅が見えている感じとか。
この雰囲気が良かったのでここを選びました。
わざわざここまで来た甲斐がありましたよ。

駅前に、『民宿発祥の里』と書かれた石碑がありました。
民宿発祥とググったら、長野県の白馬村と出て来たのですが、真相や如何に。
まぁ、嘘は付いていないでしょうけども。


日本海をバックにお花が並んでいます。バス停もありますね。

海だ〜〜〜〜〜!!!!!
滅茶苦茶綺麗な砂浜ビーチじゃないですか!!


日本海沿いに国道が通っており、飲食店もありますわ。
ここはかなりの穴場スポットですね。


大きな岩がありました。
砂浜に降りたいのですが、スニーカーで砂浜を歩くと、永遠に打ち出の小槌のように砂がジャラジャラと出て来るので辞めときました。


と、ここでの滞在時間はたったの30分しか無いので、そそくさと戻ります。
それぐらい丁度良い便が無かったのよねぇ。
まぁでも、割と30分でエリアを大体廻れましたよ。
ちなみに、戻りの便に乗り込んだのは私だけでした。
皆んなここで用事があったのでしょう。

今川駅の一つ手前の桑川駅。
ここでは遊覧船の最寄駅なので、先程の行きしなの便でかなりの人が降りましたね。


こうして村上駅に戻りました。
ここでは40分程の足止めを喰らいます。
正直、Googleマップを見ても、これと言った場所が見つかっていないので、時間を持て余してしまいそうなのですが。果てさてどうなのでしょうか。

ホーム上の自販機。まさかの何も売っていない。
いや、そんな事あるぅ??


とりあえず村上駅を出ます。駅前はまぁまぁ風情があって良いですね。
駅名標も逆向きで難しい方の漢字で、何か格好良いですし。


辺りを彷徨いていると、自販機に色々と小物が売っていました。
その中には『ナニがでる?100えん』の商品が。
クレームはうけつけません(笑)だって。
恐らく売れ残りを押し付けているのでしょう。
まぁ、村上駅で彷徨いているのも何かの縁ですし、これを新潟のお土産にしようと買いました。


すると、駄菓子とおもちゃと5種類も入っていました!!
いや、そんなにくれるのかいな!!
なるほど、ここは『ぬの物と駄がし』の店だったので、そう言ったものが売られていたのですね。
うまい棒はシュガーラスク味でした。いや、あまり見掛けないぞその味。
めちゃんこ美味いのに全然売ってないのよ。
うまい棒なんて食べるのは、いつぞやぶりかのぉ。
あ、3月に一瞬だけ郵便局に就いていた時に貰った、しょーもない駄菓子の詰め合わせセットで食ったな。
いや、駄菓子はしょーもなく無いのよ。ちゃんと立派なものなのよ。
そのセットが、長期雇用を促す為の福利厚生として、年度末だけに配られるものだったから、しょーもな過ぎるやろ!!と言っている訳です。
そんなんはマジでええとして。郵便局の時はマジで黒歴史だから思い出させんな。
サイダー味の飴を舐めてたら、中身がペースト状になっているなぁと思ってたらガムでした。飴だと言うテイで舐めていたので捨て場所に困りましたわ。
おもちゃは、光るストラップと触れるシャボン玉と蛙の起き上がり小法師でしたね。



さて、村上駅から僅か3駅乗って坂町駅で降りて、米坂線に乗り換えます。
ですが、ここは2022年8月の豪雨から代行バスが走っています。
ここまでひたすら電車でしたが、大きな観光バスに乗って移動が出来ます。

道中、ケッコーな山道が続いた中、私はたった一人ここで降りました。
目の前に大きな踏切が見えます。


線路を見渡すと、草生え過ぎやろ!!!!!
こんなん、終末トレインどころか、世紀末トレインやぞ!!
こんなんで復旧なんて夢のまた夢じゃぞ。


とりあえず、駅から少し離れているので駅に向かいます。
ちなみに、この駅の手前のトンネルで工事をしており、片側通行だった為、何気に時間が掛かって5分遅れました。滞在時間は僅か35分です。今日はひたすら短いですね。
向こうから来る車も、密と疎が激しいですよ。

そしてここが2つ目の目的地。越後金丸駅です!!
何気にしっかりした駅舎ですね。
ちなみに、この次の駅からが福島県です。
やはり、もうほぼほぼ東北じゃないですか!!


駅舎も入れるっぽいのですが、何か虫が沢山沸いてそうで怖かったので入れませんでした。ここまで来たのに勿体無いわねぇ。


駅前は大きな川と山々が広がっているのですが、衝立があってあまり見えません。
富士山をバックにした■ーソンかいな。
駅のホームを覗いて見ても、かなり草がボーボーです。
これではいけませんね。


踏切の所まで戻って来ました。
ここからは踏切のその先へと向かいます。

駅の様子を7倍ズームで撮影した写真。


ちょっとした廃墟や広場があります。
このまま突き進んでも駅のホームに行けそうな...。
いや、虫まみれで終わるなこれ。

山の斜面の段々な感じがとても凄いです。
何かこの辺で特撮とか撮影すれば良いのにね。


何がキケンなのか分からない貼り紙や、謎のドラム缶だったりと、色々とありながら。
この先はフツーに民家が連なっていたので引き返します。


こうして越後金丸駅を彷徨きました。
戻りのバスもちゃんと定刻、何ならちょっと早くに来ましたね。




バスに乗って坂町駅へと戻ります。
この辺の景色も本当に良いですね。



坂町駅からの帰りの便は45分後で物凄く暇になるので、また村上駅方面の便に一瞬乗って、間の駅に一瞬降ります。タイパを良くしようとしますよね〜。


坂町駅から一駅北上して、平林駅に降りました。
本当はこの次の岩船町駅で降りるつもりでしたが、電車に乗っていて、この平林駅の方が気になったのでコッチに降りました。衛星画像だけじゃあ全ては判断出来ませんよ。





ここも田んぼが広がっており、長閑な街並みが続いていました。
平林駅では20分程で引き返します。
ここから1時間程掛けて新潟駅に戻ります。
新潟駅で45分程の足止めがあるので、その間に『新潟市マンガ・アニメ情報館』とやらに行こうかなと思いましたが、45分では微妙にカツカツなのと、土曜の県庁所在地なので確実に人混みがエグいので、そのまま新潟駅のホームに佇んで、やって来た快速電車に乗り込んで、ボックス席に座っておきました。
いつもは突っ立っているのですが、ここは素直にボックス席に座りましょう。
ガンガンにスッ飛ばす景色も見たいのでね。



新潟駅〜直江津駅を僅か2時間で、たった14駅でスッ飛ばす快速。
区間によっては20分ノンストップですよ。
この快速のお陰で新潟県を縦横無尽に駆け巡れました。
この快速は4両だったので割と空いていました。
まぁ、直江津行きだしね。
こうやって快速電車がある事によって、ちょっと離れた地域に住んでる人も、ちょっと中心街へと足を運んでみようかしら??とさせる事が出来ます。
そうやって、交通費を落としてくれる事で、経済効果を生む事が出来ます。
単に早く着く為だけではありませんよ。

直江津駅で1分乗り換えという珍しく抜群過ぎる接続でトキ鉄に乗り換えました。
ですが、トキ鉄はSASUGANI1両だったので座れませんでしたね。
ちなみにここは筒石駅。
去年のどこでもドア切符で降りています。


こうして新潟駅から3時間足らず掛けて、糸魚川駅へと戻って来ました。
ほんとに、ようやったよほんと。

戻りの新幹線まで35分の足止めを喰らうので、今度こそあの夕日の展望台に行こうとしたら、リア充が一組上っていたのでまたしても断念しました。
まぁ、前回の北陸ドア切符で上ったから別にいいもん!!
サムネにもしとるし。


そして富山駅に戻って、預けていた修学旅行用のカバンを救出させました。

そして、富山駅でファイナルかがやき号に乗ります。
これが最後の北陸新幹線です。
この便は、ちょこちょこ駅をスッ飛ばしてくれます。新幹線の本領発揮が見れますね。
かがやき号は指定席のみなので、ここは指定席券を取りますよ。


こうして越前たけふ駅に降りました。
ちょこちょこ駅をスッ飛ばしてくれる割に、越前たけふ駅に停まってくれるので都合が良かったですわ。
そのまま寝過ごして敦賀駅まで連れてかれたらTHE ENDだったので危なかったですわ。


時刻は23時過ぎ。
一応まだファイナルつるぎ号が残っているので、まだ終電ではありません。

さて、越前たけふ駅からは1時間ちょい北に歩いて快活に向かいます。
だって最寄りがそこしか無かったんだもん。
最後の力を振り絞って頑張りましょう。
ほんまに去年2回降りたけども、ほんとに訳分からん場所に駅あんよなぁ。
武生駅との間にでっけぇ山が聳え立っているのもおかしな話なんよなぁ。
と、その辺のいちゃもんはいいとして。




深夜の越前たけふ。マジで街灯も少ないので真っ暗ですよ。
マジで、雨降っていたら終わってたわ。
修学旅行用のでっけぇカバンと、4日分の着替えを入れた手提げと、いつものリュックとで、本当にしんどかったです。
あと2ヶ月足らずでアラサーに入るので、もーそろーこういう無理はしない方が良いのかもな。


途中、謎のカラフルな灯りがあったり、神社があったりもしながらも、

キターーーーー!!!アルペン型の快活ぅぅぅ!!!!!
てか、ここは若干安い価格水準の店舗でしたわ。
これはラッキーだわ。

この日もソフトクリームをバンバンに食いまくりますが、土曜の深夜なので需要が高いのか、まぁまぁに混んでいます。
てか、カーカーたんを吐き出しまくるオッサンが居て、マジで気持ち悪くなったので全然寛いで食べる事が出来ませんでした。
そろそろビジホに素直に泊まれる財力が欲しいものだよ。
借金25.9万あるけどな。
こうして遂に、明日は4日目です。
明日が今回の北陸遠征の本命の本命です。
果たして、どうなる事やら。私は無事に4日間耐え抜く事が出来るのでしょうか??
To Be Continued
【今回の交通費の結果】
古津〜(新潟)〜今川 ¥1980
今川〜村上 ¥420
村上〜越後金丸 ¥680
越後金丸〜坂町 ¥420
坂町〜平林 ¥190
平林〜糸魚川 ¥3980
糸魚川〜富山🆓 ¥3210
富山〜越前たけふ🈯️ ¥5610
えちごツーデーパス合計:¥7670
この行程が僅か1400円で済みました。
【最終的な交通費の結果】
北陸ドア切符2:¥25340=3000P
えちごツーデーパス:¥15160=2800円
北陸新幹線は22340円分、えちごツーデーパスは12360円分得しました。
つまりはこの3日間で既に34700円も儲けていると言う事でしょうか??
これはヤバ過ぎますわ。本当によく頑張りましたよ。
この新潟県での経験は、これから先のどこかの何かで必ず活用される刻が来ます。
一体いつのどれの何に繋がるのかは分かりませんが。
まぁでも兎に角、このタイミングで新潟県を舐り倒そう!!と決意させたのも、
6月の進化ランドさんの撮影会があったからこそです。
これがもし土曜日開催だったら、えちごツーデーパスがややこしくなって、こうやって丸二日間も駆け巡れませんでしたからね。金土日のみのパスですのでね。
また、タイムマシーン3号の山本さんにも宜しく伝えといてください。
さぁ、北陸遠征3泊4日食事なしの集大成、axes femmeのお茶会撮影会へと赴きます。
DAY4はコチラ↓