マキノ駅(JR湖西線)🚃🛤【青春の出発点:人生初の18きっぷがもたらした新たなる一歩】

こんにちは、きら(吉良)です。

私が過去に訪れた秘境駅を紹介します。

 

今回はこちら。

マキノ駅(JR湖西線)※2019年8月21日訪問

場所:滋賀県高島市マキノ町西浜

 

この日は、人生で初めて青春18きっぷの旅に出た日です。

私はとにかく一人で遠出した事が無かった人間です。

高校もバスで隣町に行くだけで、社会的行動範囲が非常に狭い人でした。

そこで父親に18きっぷという物を貰いました。

この切符は、春休み・夏休み・冬休みシーズンに販売されている、JRの電車に乗り放題になるものです。

2024年現在、一回あたり2410円で一日乗り放題になります。

そんな切符を貰い、私は初めて一人で遠くへ行こうとしました。

 

丁度2019年に新快速の有料座席サービスの『Aシート』が始まりました。

www.jr-odekake.net

新快速が異常に大好きな私は、是非これに最初から最後まで乗りたいと思っていました。

今でこそ、上り下りそれぞれ6本ずつ運転されていますが、当時は2本ずつしかありませんでした。

そうして、滋賀県の方まで行って、琵琶湖をグルっと一周するつもりでした。

そこで何か気になる駅はあるかなと調べていると、一つだけ異質な駅名があるんです。

一つだけカタカナの『マキノ駅』

おば●のお兄さんの持ちギャグを思い出す人も居るでしょうが。

何でここだけカタカナなのだろう。と思いつつ、ここで途中下車する事にしました。

 

Aシートの始発の網干駅から乗る為に、始発で姫路方面へと乗り、Aシートに乗って来た道を引き返して野洲駅まで行きました。

網干駅に着いて40分程、ホームで待っていたのですが、思いっきり乗り場を間違えていました。

今でこそ、完全予約制になりましたが、当時はまだ先着順だったので、早めに並んでおかないと座れない可能性もありました。

一応、平日の朝っぱらから網干で乗る物好きはそんなに居なかったので座れましたが。

新快速はただでさえ、特急みたいにガンガン駅を飛ばして行くので、有料座席に座るともはや特急でしたね。

ただ、正直普通に座席に座るのとあまり変わらないので、そこまでメリットを感じませんでしたが。

テーブルにパソコン置いてコンセント挿して作業する人には持ってこいですが。

通勤ラッシュ帯で、デッキスペースに押し詰められた乗客を横目に優雅に座っている事で優越感は得られましたけどね。

まぁ、私は普通に電車の中で2時間でも3時間でも突っ立ってられる人なので、そもそも席に座りませんが。

かくして終点の野洲駅に到着。

初めて一人でここまで遠出すると、何だか無性にドキドキしていましたね。

まぁ、野洲駅には正直特に何も用事は無いので、そこから琵琶湖をぐるりと一周しに行きました。

とりあえず、近江塩津駅を目指して進んでいると、一面が田んぼの駅がありました。

あの駅は何だったんだろうと調べたら、『余呉駅』でした。

ここも後に訪れる事になります。

そしてマキノ駅に到着。

ホームに降りてすぐに思ったのは、ホームが異常に蜘蛛の巣だらけで気味が悪かったですね。私、蜘蛛が大っっっ嫌いなんですよ。

別に湖西線のホームが汚い!!と言いたい訳ではありませんが。(じゃあ何だよ)

駅前は道が綺麗に整備されていましたね。

琵琶湖の方まで一本道が続いていました。

マキノ駅周辺

琵琶湖の方へと進んで行くと、『マキノサニービーチ』という砂浜まで来ました。

マキノサニービーチ

琵琶湖を間近で見たのは、この時が初めてです。

夏休みシーズンだったので、海水浴(湖だけど)に来ている人も多く居ましたね。

でも、その辺の海岸よりは空いていたので、かなり穴場なのではないでしょうか。

 

そこから私は、京都駅の方まで戻り、奈良線に乗ったり、嵯峨野線に乗ったりして、そのまま帰りました。

ここから私は、アクティブに一人で色んな所へ駆け巡るようになりました。

18きっぷのお陰で、今の私が居るようです。

湖西線 マキノ駅でした。

To Be Continued

ちなみに、何故マキノってカタカナ表記なのかググったら、京阪電車の牧野駅との混同を避ける為だとか、『マキノスキー場』という名前に乗っかってカタカナにしたとか出て来ました。

本当の所はどうなんでしょうかね?

画像引用:桃太郎電鉄